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鳥ゾンビ教授の別荘に、パーティ時のメンバーが集まっている。 沈痛な面持ちの、鳥ゾンビ教授が話し出す。 「今日、mani氏の葬儀が終わりまして・・・。」 「大富豪だけに、盛大だったでしょうな。」 「棺には、大事にしていた『スクワーム』のビデオも、入れておきましたのよ。」 「一段落しましたので私の別荘でお茶を、と思って来てみたらコレが・・・。」 赤いビエロと手紙。「メイタ―・ラクリアム?」 運ばれたお茶を楽しむ中、岸田と警部はベランダで夜風に当たっていた。 「岸田君、ボクはmani氏の事件から、あの書生が怪しいと思ってるんだがねぇ。」 「私も、そう思います。目を離しては、いけません。」 ガシャーン!「何の音だ。」 「はははは。」別荘の外をピエロ姿の怪人が走っていく。 「ピエロ?『キラー・クラウン』か?」教授の一言の後、見守るしかない一同。 僕とダリオと校庭でが叫ぶ。「あっ、何か持っているぞ。」 「フイルムだ!私がテレビ局の映写技師から手に入れた、『食人族』のフイルムだ。」 ピエロは、フイルムを見える様に高く上げる。 すると、帽子が落ちそうになって手に持って走り抜ける。 「あっ、金髪だ。」ピエロは、そのまま崖の上にあった地獄の門をくぐり抜ける。 「あんな所に地獄の門が有るとは・・・。警部!すぐ手配を。」 「分った!」部屋を出て行く、ちち警部。 入れ替わりにロザリンドが入って来た。「今、和室の窓から見てましたわ。」 「和室?」 「今日は疲れましたので、少し休ませて頂いたの。」 「そうですか。教授、ピエロが持っていたのは?」 「うん、『食人族』だと思ったんだが『人喰族』をもって行きおった。代わりに手紙が。」 「手紙?――逸品『食人族』は頂いた。インフエルノの道化師――」 「ははは、とんだ慌て者ですね、あの道化師。」ダゴンが笑う中、ロザリンドが口を開く。 「そういえば岸田さん。あの金髪・・・。」 「心当たりが?」 「ええ、変格推理(SFとかホラーの事を、昔はこう言ったそうです)作家の サンドラ・ジュリアンさんに・・・。」 「そうだ、サンドラ君だ。このピエロ、悪質なダジャレのつもりだろう。 彼は、私たちのコレクションを羨ましがってたからな。」 「しかし、パーティには来てなかった様ですが?」 「招待状は出したとmani氏は言ってましたが サンドラ君は、ダジャレで身を持ち崩して行方不明だそうです。」 「ふむ。」別荘は警察に任せて私と警部は車で帰路についた。 「岸田君!この前の時も、盗みに入ったピエロ姿の男がmani氏に見つかったので殺し 慌てて何も取らないで逃げたんじゃないのかねぇ。」 車を運転している、助手の散歩派少年が口をはさむ。 「先生、ぼくの推理はですね・・・。」 「散歩派君、運転に専念したまえ。」 「ちぇっ!」ふくれる散歩派少年。 ――これだけの事をするマニアが、フイルムを間違えるだろうか? 私の疑問は、さらに大きくなって行った・・・。―― ーつづくー |

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