◆最低潜水艦映画◆

2004年10月2日〜2005年2月18日


お名前: カラムーチョ・アミーゴ

さて、お題の「潜水艦映画」というと昔から傑作ぞろいというのが定説ですが、なかにはまあいろいろあるもので。やや古いが、まずは「K-19」。

国家にひたすら忠実で、しばしば乗員を過酷な目にあわせてきた超エリートの艦長が、ストーリーの最後で海軍上層部の指令に反してでも乗員と艦を救うという難しい決断をするにいたるまでが人間ドラマのひとつの軸になるのだけれど、なぜその決断に至るのか、そもそも艦長にぜんぜん感情移入も共感も出来ない。

だいたい配役ミスが致命的。どんな役をやらせてもとにかくステロタイプにしか演じられないというH.F.氏というのもある意味で芸かもしれないが、エリートコースから外されるというだけならまだしも、死をもって処罰されかねない“命令違反”という難しい決断をする人物−−というのは、荷が重いかと。

クライマックスを準備する潜水艦の原子炉事故もそう。原子炉から漏洩する放射能という見えないものに乗員たちが曝されて恐怖におののくだろうに、その描写にぜんぜん説得力が無いせいで「決死の原子炉修理作業」が「決死ゴッコ」化。

この映画、万事がこの調子。説得力がゼロならともかく、それを通り越してマイナスっていうのもある意味すごい映画かも知れません……(ていうか金と時間かえして、いやマジで)。



お名前: 地獄の門番   

「潜水艦映画」ですか・・・あまり観た記憶がないなあ。
『レッドオクトーバーを追え』ぐらいかな。なかなかハラハラして楽しんだ記憶があります。オススメ作は、他にあるのでしょうか?

あ、あと戦争系なら、こちらには「スペシャリスト」が住まわれております。



お名前: ゲルト   

呼ばれて飛び出てジャジャジャジャ〜ン

『潜水艦映画』というジャンルがあるのか知らないが、確かに『海モノ』の戦争映画の中では潜水艦を舞台にしたものが圧倒的に多いです。その理由として考えられるのは、

@任務の冒険性
その隠密性を生かして”冒険的な任務”に使われやすい

A人数の少なさ
戦艦などと違い、艦長から下っぱまでせいぜい数十人でドラマが作りやすい

B閉塞感
いやあ艦内シーンなんかスタジオだけで出来るから。
(そういえば昔『スパイ大作戦』で容疑者を自白させるのに潜水艦の中にいると思わせる話があった)

それにCとして”見えない相手との駆け引きの面白さ”だろうか
(名作『眼下の敵』を見ればそのあたりが判ると思いますが)

で、最低映画館的に一本選ぶとすれば、DVDもビデオもないが『ペチコート作戦』でしょうか。
サビ止め塗料の不足のためピンクに塗られたアメリカ潜水艦が、孤島で5人の美人看護婦を収容したために起きる大騒動。 (男所帯に美人が5人!)
結末はコメディらしくハッピーエンドでしたが、こういう『おバカ』な戦争映画(戦争コメディ)というのが最近ないので寂しい・・・

  (DVD化望む!)



お名前: カラムーチョ・アミーゴ   

潜水艦映画の特異さは、やはりその舞台たる潜水艦がもたらす制約かと思います。

潜水艦は文字通り「水(海)に潜る」わけで、当然のことながら密閉空間に多数の乗員たちが詰め込まれた状態での生活ということになります。また、いちど潜ったら外界の様子を視覚的に見ることはできず、レーダー(電波)も使えなくなるので、ソナーで外界の(特に水上艦船や他の潜水艦の発する)音を聴きとり、外界の様子を「推測」することしかできません(このことは潜水艦を追う側にもあてはまります)。

こうして、一方では、潜水艦とそれを追う側との頭脳ゲームの駆け引きが、他方では、潜水艦内での乗員たちの人間ドラマ(ときに対立)−−という、(見えない)外なる敵と内なる「敵」という二重の戦いが同時に進むというあたりが、おもしろさかと思います。

逆に言えば、乗員たちの人間ドラマに説得力が欠けていたり(『K-19』)、舞台たる潜水艦の描写がイイカゲンだったりすると面白くなくなってしまうのですが。

>地獄の門番 さま
『レッドオクトーバーを追え』、私も大好きな作品です。キャストたちの演技もいいですね。個人的にはアメリカの原潜艦長役のスコット・グレンとアフリカ系のCIA副長官ジェームズ・アール・ジョーンズがベストです。

原作者トム・クランシーのデビュー作にして最高傑作、かつ唯一の名作だったりする(笑)原作の力も大ですね。アメリカ万歳調が鼻につく上に分量が多いのですが、お読みになってみると面白いかも、です。

他だと、古典なら『深く静かに潜行せよ』『眼下の敵』、新しいところだと『クリムゾン・タイド』(>オススメです)があったりします。



お名前: 岸田裁月(マジソンズ)   

私は『原子力潜水艦、浮上せず』という、まったく浮かばれない映画を、
深くにも、否、不覚にもロードショーで観てしまったことがある。

(DVD化望む!)



お名前: カラムーチョ・アミーゴ   

>『原子力潜水艦、浮上せず』
全米ライフル協会会長主演キターーーーーー!の映画ですね(笑) 
浮上できなくてよかったのに、とか思ってみたり……



お名前: ダゴン   

『原子力潜水艦浮上せず』って劇場公開されてたのか・・・。
80年代お昼映画の定番でしたが内容全く憶えておらず・・・。



お名前: IIDA   

『原子力潜水艦、浮上せず』、私もロードショーで見ました。
救命バチスカーフを使用しようとしたら、艦がななめで使えなかったり、
注水したエアロックが開かなくておだぶつとかでしたっけ。(これはあやふや)
最後は救命できたんでしたっけ

関係ないですが、悪漢探偵の当時のCM見てたりして。



お名前: カラムーチョ・アミーゴ   

『原子力潜水艦浮上せず』は
原作VHSとも絶版みたいですね。(2004年10月4日現在)



お名前: ダゴン   

サイテー潜水艦映画なら『1941
羅針盤が壊れると大変なことになるという、大変重いテーマを扱った2次大戦映画の傑作!(笑)
早いとこ日本盤DVD出してくださいッ!



お名前: カラムーチョ・アミーゴ   

『1941』ってこれですか?↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005R230/



お名前: ダゴン   

それそれ!
アメリカ盤は出てるんですが、お目当ては吹き替えなもんで、日本盤を待っております。

日本軍の潜水艦が羅針盤の故障で迷子になって、グリコのおまけのコンパスをめぐってひと騒動。
捕虜が飲み込んだコンパスを出させようと、便所の前で待つ艦長(三船敏郎)が一言、
『あまりかぐわしい仕事とは言えんな』
やっぱり潜水艦って臭いんだろうなぁって思った最初の作品でした。(決定的に臭そうだと思ったのは「Uボート」でした)



お名前: カラムーチョ・アミーゴ   

(爆)すごく見たーい! 買ってみようかな…
…って疑問がひとつ。三船は何語でしゃべっているのでしょう? 英語?



お名前: サブマリン774   

「1941」で三船敏郎は日本語とドイツ語(ちょっとだけ)で会話しております。
蛇足ですがドイツ海軍の観戦武官フォン・クラインシュミット大佐なる人物をクルストファー・リーが演じております。



お名前: ゲルト   

「私の部下は皆ニンジャとサムライの子孫だっ」

・・・・と日本語で言っていた。

最後にクリストファー・リーを海中に投げ飛ばした時、確かドイツ語で「アウフ・ヴィターゼーン」(さらば)と言ってたと思ったが。

・・・以上、うろ覚えですが。



お名前: サンドラ・ジュリアン   

あらら、最低な潜水艦映画を考えていたら間が悪くなってしまいました。
傑作が多いんですよね、潜水艦の映画って。

考えた結果、大タコが潜水艦を襲う(だけの)映画『オクトパス』なら最低でしょう。
外が見えない艦内だけのドラマなので、怪獣映画特有の興奮に結びつかない。
潜水艦同士の戦いに有る、相手の手の内を読みあう事も出来ない。
と、まあ実に退屈だったので・・・今ではほとんど内容を覚えてません(笑)。



お名前: ダゴン259   

先日TVで『オクトパス』を観ましたが、ツッコミどころ満載で楽しめました。
家庭用PCのキーボードがそのまま置いてあるコンソール等はともかく、
ブリッジのカラフルな照明はとても良かったです。

しかしなんだ、この映画、どっかで見たことあるような人たちがいっぱい出てましたね。
顔演技がキアヌ・リーヴスっぽい主人公、デンゼル・ワシントン似の黒人乗組員、これまた顔演技がルトガー・ハウアーそのまんまなテロリストに、ひげ面がショーン・コネリーそっくりな豪華客船の艦長・・・。
こういうのをステレオタイプなキャスティングって言うのかな?



お名前: MA・T   

私も『Uボート』は何回でも、吹替えでもTVでも見てしまう・・・
そんな傑作ぞろいの潜水艦映画にも「・・・」は存在しますね。

最近の映画『ビロウ』、オープニングの英軍飛行艇や、不発の爆雷が潜水艦の上転がったり・・・グっとなる(戦争映画ヲタクがね、私もだが)シーンもありますが、最後には中川信夫の「因果応報怪談話」になってしまい、なんかねぇ・・・

また1974年のTVM『サブマリン・パニック』、潜水艦の中で毒蛇が逃げる、そら確かにパニックやな、しかも乗り合わせた日本の海女サンが大活躍・・・と娯楽要素詰め込み過ぎの、コマッタちゃん映画(笑)でした。でも記憶ではそれなりに楽しかったような・・・。



お名前: では。   

潜水艦モノといえば、わたしの場合、映画よりも先に
小沢さとるの名作マンガ『サブマリン707』『青の6号』からです。
ゲルト元帥、アミーゴさんがおっしゃられてる要素+
仮想リアリティ溢るる近未来的な海洋メカにもシビれました。
映画だとゆっくりしがちな水中戦シーンも、
小沢氏のダイナミックなコマ割りにはまるで戦闘機の空中戦のようなスピード感があり、
とにかく夢中になって読んでました。

で、近年のデジタルアニメ版もみたんですが、どうもイマイチ....
ストレートな潜水艦アクションにしてくれればいいのに、なんか妙にヒネっちゃって。
アクションさせるには予算が足らないんでしょうかねぇ。
『707』にいたっては、露骨なアニヲタ狙いの萌キャラまで出てくるし。
いろいろ「大人の都合」があるんでしょうが、いらんちゅーの ンなもん。



お名前: では。   

今、思い出したんですが、昔、輸入ビデオでみた
The Atomic Submarine』って映画はおもしろかったです。
悪い宇宙人の円盤に対抗するため、万能原子力潜水艦を造って戦いを挑む、
という、「ビフテキ食うのにストローを出してきた」みたいな映画でした。



お名前: 地獄の門番   

「円盤」に対抗して「潜水艦」の発想がタダモノじゃないですね、その脚本家(笑)。
どういう結末が用意されていたんでしょう?



お名前: では。   

アトミックサブマリンが、空飛ぶ円盤にカミカゼするのです(笑)
で、ムー帝国に侵略、いや侵攻した轟天号と同じよーに、
どやどやと円盤に乗り込んでった特攻野郎アメリカンたちが、
弱っちー便所タワシみたいな宇宙人とヌッ殺し合ったりする。
コリャたまらんと逃げだした円盤に万能原潜が
ICBMみたいの発射してチュドーン!! おしまい。
でもさー、だったらハナからミサイル撃てばいいじゃーん。
特攻かけた意味とか全然ないじゃーん。

本多&円谷コンビは『海底軍艦』の前にこの映画みてますねっ絶対に。(知らんけど)



お名前: 地獄の門番   

The Atomic Submarine』、邦題は「原子力潜水艦」のようですね。
タイトルから円盤や宇宙人は想像できませんねぇ〜。戦争モノと思いこんでだまされた御仁もいるでしょうね。いや、なかなかおもしろそうな内容じゃないですか。スペシウム光線的なお約束パターン、大好きです。便所タワシ宇宙人も見てみたい(笑)。



お名前: サンドラ・ジュリアン   

>『原子力潜水艦』
あー、書籍で見ましたよ、真ん中に目玉のあるタワシの写真を。








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