お名前:
ooshima
『獄門島』
(半ばヤケ)「獄門島」は「少林寺三十六房」なのだ、国会で青島幸男が決めたのだ!
(昔のバカボンパパはソビエト書記長を演じた事もあるのだ、さて何の映画でしょう?)
ハイ、皆さんお解かりですね。
リュー・チャーフィーの吹き替えをしていた池田秀一氏が、
獄門島で坊主の修行をしている、と言う一発ネタです。
いつも不機嫌な佐分利信の元での修行はさぞ辛い事でしょうが、
水に浮かべた竹を走って渡るとか、全身金粉塗りの坊主と格闘するとか、
基地外じみた修行が無い分、楽と言えるでしょう(ホントか?)
いっけねぇ全身金粉… は「少林寺への道」でしたね、「鉄君」の(笑)
お名前: ユン・ピョウと柴田恭平の見分けがつかない門番
全身金粉といえば、単純な私は『ゴールドフィンガー』を思い浮かべるわけですが、
実際金粉を全身に塗りたくると窒息死するものなのでしょうか?むしろ、全身タイツ
に近い感覚が得られてその手のマニアたちにはポピュラーだったり・・・。
お名前:
ooshima
エメリッヒのイグアナ
この映画について昔上手い事言った人がいた。
「ラーメン食いにラーメン屋にいったらピザ出された。そのピザが無茶苦茶美味いと判っててもそのピザ食うか?」
これって「ゴジラ」のリメイクを観に来たつもりが、
実は「原始怪獣あらわる」のリメイクだった事への怒りなんだろうな。
俺はラーメン屋でも平気でピザが食える方なので、別にどおって事無かったけど、
でも、都市を「これでもか!」と破壊し、逃げ惑う人々をしつこく描写した阿鼻叫喚の地獄絵図を見せてくれない事に怒りを覚える。
主役がマシュー・フレドリックなのはエメリッヒの片割れ、ディーン・デブリンに似ているから、と言う説がある。
確かに上司の女性に「あなたキュートね」と言わせたり、
脚本も書いたデブリンのナルシスぶりが出ているのではないか?と言う町山大将の説には大いにうなずくのであるが、
実際のデブリンはマシューと言うよりも… 田代まさし(笑)
しっかし、なんだな、怪獣映画観に来たのにデ・パルマ見られるとは思ってもいなかったよ。
ほれ、例のイグアナがニューヨークの街中を駈けずり回って戦闘ヘリから逃げるでしょう?
追いかけるヘリ、カット変わってビルの陰に「スッ!」と引っ込む尻尾。
その繰り返しをボケッと見てたら「殺しのドレス」の美術館のシークエンスを思い出したよ(笑)
逃げるイグアナがビョーキ持ちのグラサン男で、戦闘ヘリがアンジー・デッキンソン?
エメリッヒ、パクリしまくりのツギハギ映画だとは言え、まさか…ね。
デビット・アーノルドのスコアはいつもながらで迫力満点だが、どう見ても失敗。
スコア単体で聴くと良いが、映画内で聴くとまるで見当違いのアサッテ向いてるよね。
イグアナに感情移入する曲書いちゃマズイだろう?
お名前:
ooshima
『太平洋ひとりぼっち』
大昔のベストセラーの映画化で「感動作」と紹介される事が多いが、実際観るとそうでもないよ。
わがまま言って散々苦労したあげく何となくアメリカに着いた、てな感じ(本当)
そんな事より演出で気になる点がある。
堀江青年の日常の行動として、メシを炊く描写が何回か出てくる。
船上で飯盒を使い海水で米を研ぎ、砥ぎ汁を海にジャバジャバと捨てる。
キャメラは海水に漂うその溜りを数秒間捕らえるが、海水に攪拌もされず妙な「粘り気」を感じる。
これって、…堀江青年は「溜まりすぎて漏れちゃいました!」との隠喩なのだろうか?
お名前:
ooshima
『薔薇の名前』
観る度に思うのだがこの映画って「スター・トレック エピソードT」ではないか?
ジャン・ジャック・アノーはオタクだったのか?
ウンベルト・某の原作からバルカン人の成長物語にしてしまった力技に感服しました。
コネリーに弟子として従うクリスチャン・スレーターは、髪型と言い、顔の雰囲気と言い、
耳が尖ってこそないが、バルカン人の少年の雰囲気が濃厚。
しかもスレーターはトレッキーで有名で「スタ・トレY」では、
エクセルシオの艦長に出世したスルーにエンタープライズ失踪を知らせる役でカメオ出演している。
(残念ながら地球人役)
コネリーは「これは基本だぞ!」と言って論理的判断の重要性を説くが、実は「もうチト頭使え!」との(笑)説教。
まあコネリーは論理と言うより「ゲンコツでブン殴れ!」だが。
さておき、訓練が続き、これをスポックの修行物語(&童貞喪失)と置き換えても全然違和感が無い。
まァ、この映画で唯一非論理的なのは、画面に合成された壷であろう。
(ワーナーからDVDが出たが壷は写ってないと思う)
お名前:
ooshima
『野生の証明』
同時期に自衛隊を扱った映画が何本かあって、
御存知「皇帝のいない八月」と「ブルー・クリスマス」、そして「戦国自衛隊」。
で、「野生」だけど、社会派とも娯楽とも言えぬ微妙な話でしたね。
これにも我等が丹波が出演しているが全くもってオーラの発揮出来ぬ役。
実質は当時ジリ貧だった東映作品で、新幹線大爆破並のオールスターキャストで迎えたが、
欲張りすぎて底が抜けてしまった感が大きい。
ビデオで初めて観た人の中にはテレビやデッキにケリ入れた人も多いのではないでしょうか?
タイトル曲が「ベン・ハー序曲」ソックリでひっくり返り、
不良番町こと梅宮のヤクザが内容と関係なく、
ヤクザがコスプレしている様にしか見えない松方弘樹の自衛官とか、
(同じ狂犬俳優としては「皇帝」で決起した渡瀬の方が自衛官が遥かに似合ってカッコイイ)
関係の無い事に眼が行ってしまうのはやはりストーリーが面白くないから(前も同じ事書いた記憶が…)
トドメはあのラストだよ。
観ているこちら側に溜まりに溜まったテンションを、
健サン一人で戦車軍団を破壊し解消してくれるものと思っていたのに、そりゃ無いだろう?
これが大ヒットしたって言うんだから信じられない。
ですがこのラストに納得出来ない方に良い処方箋がありますよ。
それにはスタのヒットシリーズにして「ハドソンホーク」並みのコメディになってしまった「ランボーV」を使用します。
「野生」のラスト健サンが薬師丸をおんぶして無意味に銃をブッ放す所でビデオストップ、
「ランボーV」のビデオを早送りしてラストの決戦シーンまでもって行きましょう。
ほら、砂漠の真ん中でドンパチと全く同じシュチュエーションですよ(笑)
角刈り健サンと薬師丸が突然「長髪のラテン男」と「ロマンスグレーの爺さん」になりますが気にならないレベルですよ。
戦車には何時に間にか★印が付いてロシア軍になってますが無視、
それと「風とライオン」みたくゲリラが突如として大勢表れるけどこれも気にしちゃいけません。
きっと健サンに恩義の有る東映大部屋俳優が応援に来たンですよ。
盛大なドンパチに拍手したあとは、
戦車を乗っ取った健サンがヘリと正面衝突しても死なないトンデモを笑顔で迎えましょう。
エンドマークの「アフガンの戦士に捧げる」なんて文句も全く気にならないですね(笑)
気分スッキリああ面白かった!
お名前:
ooshima
『監獄都市ブラッド』
こいつは拾い物、
ジャケット、黒ずくめで銃を構えたジャック・パランスがカッコ良すぎるので買った(100円だったし)
これ、マイケル・クライトン絶対見てるはずだ!
主人公は「ボーマン船長」で一生食える(?)キュア・デュリア。
2001での、修行僧みたいな印象しかなかったので、感情溢れるキュアは新鮮ですな。
彼が車に乗って街の渋滞にはまっていると、周りは何やら騒がしく、
街に響くアナウンスで国が戦争状態であることを匂わして画面は暗転。
キュアが目覚めると彼は自分に繋がる一切の記憶を無くしており、
囚人服を着せられた、同じ状態の人間5人が荒野に取り残されている。
ワケも判らず5人は荒野をさまよい、西部劇の集落を見つけそこから話が転がる。
何だか「プリズナーbU」を思わせる出だしである。
集落ではカーストがあり、「市民」と「奴隷」の二種類の階級がある。
黒服の連中が市民でそれ以外は奴隷、と言う訳だ。
状況の判らぬ5人は戸惑うばかりで観ているこっちも不安になる。
活動的なキュアがいち早く街のルールを把握し、持ち前の頭と幸運で市民となるが、
この辺から「プリズナー」ではなく「ウエスト・ワールド」に内容がシフトする。
(だからマイケルの野郎絶対観ているって!)
何かと降りかかるアクシデントをクリアして行き、彼のレベルが少しづつ上がって行く演出。
半分位進むと「ウエスト」そっくりの管理センターがストーリーに挿む様になり、
やがてなにがしの実験をしている事がオボロゲながら判ってくる。
キュアに振るかかる災難も実は全てここからプログラムされていたのだ。
それは、リーダーシップに関する実験の様だが、だがまだ詳細は判らない。
「ははぁ、記憶を操作し隔離した施設で実験してるンだな」としたり顔で観てたら違うンだよ、
被験者達はコンピューターに頭を繋がれ、実体験ではなく電脳空間での西部劇ゴッコだと判明、オドロイタナ。
アミューズメントパークじゃなくて「ブレイン・ストーム」の技術か! 賢い!
後半になってこの実験が最前線で簡単に死なない有能な指揮官を探すプロジェクトだと突然判るが、
これほどの技術を持っているなら、脳味噌いじって「キリング・マシーン」生産した方が、
安上がりだと思うけど。
とまあ、30年も前にマトリックス使った映画があった事に驚いた。
でもキュアは国に利用されるの嫌だから元の電脳空間に戻っちゃう、キアヌと逆じゃん(笑)
オリジナルタイトルは、
「WELCOME TO BLOOD CITY」と言う。でそのロゴが、
「ウエスト・ワールド」の英語タイトルの書体(Westminsterと言う書体?)そっくりにしてある。
「こっちが本家だよ」とジャケットデザイナーが主張したんでしょう。
お名前:
ooshima
『危険な愛』
日本未発売だと思っていたら中古テープを発見即救出。
テープの状態を確認する為に冒頭部分をチョッと観ただけだが、
バーホーベン尊師最高です!ルトガー・ハウアーにイキナリ人を殺させギョッ!
けど、それはハウアーの見た夢、あれれ?と思う暇なく、夢を思い出し興奮した彼はチンKOしごきだします。
パーフェクトかつモラル無しのつかみでアカデミー協会員のハートをガッチリつかみ、
見事オスカー受賞したと言うのだから不思議、いや当然の事である。
これ以後尊師はオスカーにトンと縁が無い(笑)
しかし、オランダって底抜けに暗黒地帯だねぇ、ゲイはウエルカムで、
ドラッグは(規制はある程度存在するが)OKだし、ロリコンもノープロブレム。
どっかで読んだけどガキにも性行為に対する意思の決定権がある総社(の駅by「悪魔の手毬唄」)
オランダ発のロリ誌がヨーロッパ全土で愛好されてる、龍宮城だなオランダって。
↑ゴメン、尊師はノミネートだけでした。
お名前: ロザリンド
『危険な愛』の中古テープって、もしかしてフナイ製でしょうか?(笑)
たしかこの映画の原題って『ターキッシュ・デライツ』でしたよね。
未公開だったので、原題が直訳されて、昔のハウアーのプロフには
『トルコ的歓び』って書かれていましたっけ。(笑)
(本当の意味は、映画の中にも出てくるキャンディーの名前)
お名前: ooshima
惜しい! テープはフナイ電機じゃなく、SPO製でした(笑)
お名前: ロザリンド
SPO製でしたか〜!(笑)
私がむか〜しレンタルで見たのがフナイ電機製だったのですよ。
その頃、結構オランダ映画がVHS化されましてね。
『アムステルダム無情』の原題、『アムステルダムド』もステキですよね。(笑)
お名前:
ooshima
『ファイヤーアンドアイス』
バクシの映画は「クール・ワールド」が今の所最後の映画なのかな?
「クール」の魅力はエロいキム・ベイシンジャーにあるけど、
ワザとなのか、今話題のオカマ「カバちゃん」ソックリな演技です。
「ファイヤー」もまたエロ位度が高くオレの様なパツキン信奉者にはタマラン内容。
実写起こしのアニメだからヒロインの尻の質感がリアル、
ヒロイック・ファンタジーの活劇よりも左右に揺れる尻に見とれて話に集中出来ません、
十分使えますよ。(何に?)
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