お名前: ooshima

『夕暮れにベルが鳴る』

冒頭10分は面白いんだが。
この冒頭部分が「スクリーム」のドリューが電話でいたぶられるシークエンスにソックリ真似されてる。
ベビーシッターの少女が「どうして子供の様子を見ない?」と電話で犯人に言われ、
一体何処から監視されているのか解らない恐怖を良く描き、当然彼女はパニックに陥る。
通報した警察の逆探知で犯人の位置が解った瞬間はビックリした。
パニックに陥った彼女は家を飛び出そうとドアを開けるが、
そこにはイカツイ顔したチャールズ・ダーニングが!(警官役) 大の野郎でも気絶するよな(笑)
で、犯人が○の中にいたとは全く予想していなかったから思わずヒザを叩いたのだが、後が続かない。
どうも脚本がマズイ様だね、
冒頭シークエンスが終わり7年後から話が始まる。
病院から犯人が脱走し、成長したかつてのベビーシッターの少女を又狙うのか? 
と思いきや、全然違って彼が狙うは年増のオバサンなのよ(笑)
犯人の女の趣味が根本的にオカシイし(マザコンか?)、
この手の映画でヒロインのランクが下がるのは致命的欠陥だと思ったが、
まあ、内容が面白ければイイかと鑑賞を続行、がオバサンがいっくら悲鳴を上げても全然面白くない(笑)
精神的に疲弊して行くオバサンを見てアンタ面白いか?
このオバサンのシークエンスが長いので、冒頭は単なるプロローグだったのかと思い始めていると、
成長して子持ちになったベビーシッターの少女が突然出てくる。
忘れかけた頃に脈絡も無く出てきたから、木に竹を接いだ様な無理の有る展開になってしまい、
かつての恐怖を、子供を預けた親の立場から味わう羽目になる皮肉が薄らいでしまった様だ。
にしても、家の中にいた犯人がまたとんでもないトコから出て来たが、
こりゃ彼女でなくても驚く、このオチにはヒザを叩いた、
この神出鬼没さは「目撃」のイーストウッドも思わずビックリ(笑)



お名前: ooshima

『 フルチ』

のサントラCDが何故か近所のブックオフで売ってた。
見た事も無いCDがサントラコーナーに並んでいたのでつい手にとって見たが、
何と「サンゲリア」「ナイトメア・コンサート」のカップリングと、
「墓地裏の家」「マンハッタン・ベイビー」(あと不明の映画も一つ)の三作をまとめたヤツである。
しかし皆さんご承知の様にフルチのサントラなんて正直単体で聴いてもショーがないでしょ?
全盛期のフルチ(ナもん有るのか)は明らかに低予算でとてもオーケストラなんか使えず、
「フィルム・スコアリング」とは程遠いテキトーな音楽が直ぐに思い浮かぶが、
それでも、かつてはモリコーネにスコアを書いてもらった映画があったハズだけどね。
それ以外でフルチ映画の有名作曲家といや「マーダー・ロック」のキース・エマーソン位じゃない?
(所で、マーダー・ロックと言えばフルチ版「フラッシュ・ダンス」として有名。
ブラッカイマーの映画をパクッた感性は素晴らしいと思うね、最低は最低を呼ぶと言う意味で。
内容もアルジェントのサスペンスの出来損ないみたいで余計素晴らしい)
と言う訳で、買ったものかと悩んだが、他のヤツに買われるのもシャクなので結局買ってしまう(笑)

えー、確かに聞き覚えのある音楽が流れるが、さて映画の何処で流れていたのかサッパリ思い出せない。
オーケストレーションも薄いし(て言うか管弦楽ですらない!)脳味噌足りない音楽を黙って聴いていたら、
尊敬してやまないバーナード・ハーマンやJ・ゴールドスミス(合掌)の書くスコアと比べてしまい、
要するに、地球とイスカンダル程かけ離れたシロモノでも「映画音楽」になり得るのかと愕然とする。
それに引き換え、一緒に買ったハマーフィルムの映画音楽集2枚は大変素晴らしかったね、
オレ好みの重厚な管弦楽で、特に「吸血鬼ドラキュラ」のタイトルが聴けたのは大変な収穫だった。
後「キャプテン・クロノス」も一曲収録されてたが、
何だかトリュフォーの「華氏451」のメインタイトルみたいなスコアで、
「えっ?ハーマン先生?」と慌てて作曲者を確認したらローリー・ジョンソンと書いてある。
この人ヒッチ先生と喧嘩別れしてイギリスに渡ったハーマン先生のアシスタントじゃないか?
そうか、巨匠に影響されたんだな(笑)



お名前: ooshima

『将軍たちの夜』

いや、久々のスカでしたねぇ、面白いけど。
メインスタッフは「アラビアのロレンス」と一緒で、
内容も「変態が戦争の大局に関わったらどうなる?」てなもんで、
ピーター・オトゥールがロレンスに引き続き、見事に変態ナチ将軍を熱演、
しかし、ナチなのでヒーローにはなり得ないのであった(笑)
ヒットラー暗殺を企てる将軍たちに無理矢理休暇をとらされたオトゥールは、
休暇を取り消された上「カマ掘られるんじゃないか?」とビクビクする伍長にパリを案内される。
立ち寄った美術館でゴッホの自画像を見ると、オトゥールは額をピクピクさせて意識が朦朧となる。
そのまま売春婦を引っ掛け惨殺、マ○コを100箇所以上メッタ刺しです。
おおっ!「スタンダール・シンドローム」か!(笑)
アルジェントはこれからネタ盗ったのか?



お名前: ooshima

『コンタクト』

近年では稀に見るハードSFらしいですね。(何がハードか解りません)
今回、初めて鑑賞しましたが、どっかで見たような内容で、
よくよく思い出したら「宇宙戦艦ヤマト」と同じじゃないですか!
ヤマトって、イスカンダルのスターシアから波動エンジンの設計図を受け取り、
無事たどり着いたら主人公の死んだはずの兄がそこに居た。って内容でしょ?
コンタクトのストーリーとソックリじゃないですか(笑)
カール・せーガンてばオタクだったんだな。
そう言えば「ディープ・インパクト」もヤマトソックリだよな、
「ディープ」て、彗星の地球激突回避の為「愛は地球を救う」と原爆抱えて特攻する内容でしたが、
これってTV、劇場版含めて全部繋がっているヤマトの世界で唯一のパラレルワールドである、
2作目の劇場版と同じじゃないですか(こればっかり)



お名前: ooshima

『ドン松五郎』

と聞いてワクワクされる方は滅多におられないと思うが、
まあ、いたとしても余り御近づきになりたくないものである。

その子汚い犬を主人公にした映画が2本も創られた事実には開いた口が塞がらないが、
その映画を2本ともLDで所有している自分はもはや病気としか言い様がない。

「浦安鉄筋家族」と言うマンガに「畑松五郎」と言う、
ムツゴロウを辛らつかつ悪質にパロったキャラクターが出てるが、
狂的映画マニアの作者だけあって、この映画が念頭にあったのであろう。
さて内容だが、ハァ〜勘弁して下さいよ、
健気な小動物が一生懸命頑張る姿を描写するのが動物映画の手法だけど、
どの映画を観ても「動物をイジメている様にしか見えない」のが特徴。
「松五郎」もこの法則に漏れず、サディスティックな人間に雑種の犬がいい様に振舞わされるだけ(笑)
「〜の生活」の方は西村知美がランドセル背負った衝撃的シーン(小学生役)があるが、
ロリコンでない自分にはどうでもよい。
それよりも続編「〜の大冒険」で立花理佐が見せるブルマ姿の方が遥かにポイント高いのは当然の事である。

しかし、続編の出演者は凄いぞ、
千秋実(七人の侍) 石立鉄夫(チー坊) 沖田浩之(キャプテン翼の主題歌) 吉幾三(オラ東京さ行くだ) 
その他にも 西川のりお あき竹城 ケーシー高峰 阿藤海 
なんてこった、ハリウッド大作でも不可能な超強力メンツじゃないか(笑)



お名前: 地獄の門番   

今日は、こんな天気なのでooshima先生ものんびりしてるようだ(笑)。

先生の守備範囲?の広さは、こちらの住民の中で随一ですね、たぶん…。

ランドセルとブルマは置いときまして、以下のコメントに爆笑しました。
>しかし、続編の出演者は凄いぞ、
>千秋実(七人の侍) 石立鉄夫(チー坊) 沖田浩之(キャプテン翼の主題歌) 吉幾三
>(オラ東京さ行くだ) 
>その他にも 西川のりお あき竹城 ケーシー高峰 阿藤海 
>なんてこった、ハリウッド大作でも不可能な超強力メンツじゃないか(笑)

ooshimaさんの中では、「故沖田浩之=キャプテン翼の主題歌」なんですね?私の思考
回路ですとまず、E気持ち、ツリ目、元竹の子・・・かなあ。
キャプテン翼を思い浮かべる、ooshimaさんに乾杯!

「浦鉄」の浜岡賢次氏、このサイトにピッタリの御仁ですね。是非来てもらいたい。
たぶん知ってるんじゃないかな?・・・いや、すでに在住だったり(笑)。



お名前: ooshima

『変身忍者・嵐』

を初めて観た。
シコタマ安い、多分作者の石森○太郎が原作料ふんだくったンだろう。
が、役者は(俺から見たら)やたら豪華で、
嵐に敵対する「悪魔道人」に扮するのは何と沼田曜一ですよ!
「地獄」で天地茂を(本当に)地獄に追い落とす友人を演じていたあの御仁、
年老いた魔女みたいな衣装で、あの演技をソックリスライドさせたと言うか、
いや、さらに泥臭くハイテンションになった演技に恐れ入ってしまう。
目の前でやられたら子供は絶対泣き出すぞ、
手を抜かないと言うか「抜けない」ンだな、凄い役者根性だ。
ゲストも豪華で、真理アンヌ、松島トモ子(娘役、視聴者馬鹿にしてるのか?)
真理アンヌ、良いよね。
「殺しの烙印」でナイスボディで見せる虚無的演技(ヌケません)がスライド、
劇中インド風の衣装なんてやはりハマッテいるが、正体を見せた時の格好がイケマセンね。
白いレオタードをマントで覆っていますねぇ、
嵐を威嚇せんと両手を広げナイスプロポーションがあらわに… 

 …ならなかった… ウエストに悲しいモノが走る(笑)

でも一番の収穫は嵐に味方する少女忍者を演ずる林寛子に決まり。
膝上20センチ以上ありそうなミニスカで、
ムチムチのフトモモがあらわで生唾ゴックン(死語)でござる。
これでもう少しふくらはぎが細ければ、思わず前屈みになってしまうが(女性には判らぬ感覚)
しかし、一日中見ていても飽きないフトモモと将にコレだろうな。
別れた旦那、黒○Jrもこのフトモモに色々… イカン(笑)



お名前: ooshima

『スターゲート』

久々にエメリッヒの馬鹿を見ましたが内容に驚いたね。簡単に書くとこうだ、

「圧政に苦しむ砂漠の民族をスネーク・プリスキン率いる米軍が開放(しかも5.6人で)」

えっ? 悪い冗談ですか? イラクの方々に是非とも感想を聞きたい。
それにしても驚いたよ、初見の時は気が付かなかったけど宇宙の果てにいたのが…

 「美輪明広」

ンな馬鹿な!! ファラオじゃなくて黒蜥蜴がいるのか?(笑)
お話では、ナンデか知らんけど地球にやってきたリトル・グレイが、地球人に憑依したそうです。
グレイがあんなナルシストになる必要は無いと思われるのですが、
ひょっとすると、地球人に意識を乗っ取られたンでしょうかね?
だって高度な知性の持主とは思えないコトばかりしてるもんね。

それにしてもイイ仕事してるのが、デビット・アーノルド氏、
如何し様も無いシーンに豪快なオーケストレーションを付けて盛り上げるのはさすがと言うか、
いや、「こんな馬鹿な映像編集するな!」と怒っている様に見える(笑)



お名前: ooshima

『ショーガール』

バーホーベン尊師唯一の駄作だそうですが本当でしょうか、
あの「カリギュラ」をハリウッドでリメイクしたんでしょ? 違うの?
ストリップのシーンがカリギュラの美術にソックリだけどな。

オランダ出身の重厚な変態が薄っぺらで馬鹿しかいないアメリカを徹底して罵倒している芸風に、
割れんばかりの拍手を贈りたいと思いますね。
大体にして、この程度の事でゴールデンターキーアワードくれてやるアメリカ人はケツの穴が小さいと思います。
本来なら身をもってヤンキーの下らなさを表現しきったエスタハに、アカデミー脚本賞を授与べきです。
ションベン臭いストリッパーを国民的英雄に描いた事がそんなに許せないンでしょうか?
「職業に貴賎無し」ですよ。


所で、「実は『ガラスの仮面』が原作なのよ」て誰も言いませんね。





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