お名前: ooshima

「美女とエイリアン」
コーマン大学院落第生、ジム・ウィノースキー監督、
見所は「トレーシー・ローズの着替え」それだけ。

「ストレンジ・インベーダーズ」
「美女〜」を観てから鑑賞したが、「未知との遭遇」並みの傑作に思えた、
塾長、これ面白いじゃないですか!なんたって'50年代の頭悪いB級SFへの愛情が過剰で、
画面のチープさはわざとやっているんじゃない?


お名前: ooshima

「炎の少女・チャーリー」
本国じゃユニバーサル映画だが、製作がディノ爺さんだから言わずもがな。
とにかく権利のせいで再販されなかったが、キング版のLDを格安で発見。ジャンク品だった(笑)
産まれて初めて鑑賞、評判通り「キャリー」の2番煎じだったぜい、
ドリューちゃんが精神を集中すると火の玉が発生、しかし吊るしの仕掛けがハッキリと(笑)
作品的には「キャリー」の方が上だろうが、ドリューの方が可愛いよね、
だってシシー・スペイセクはブスだもんね、まあ勝っているのはここだけだな。
ああマーチン・シーンが出ていたな、ドリューちゃんの能力を利用しようとする政府関係者で、
「デッド・ゾーン」繋がりか? 役柄も大して変らないし(笑)


お名前: ooshima
 
  「ミラクルワールド・ブッシュマン」
TV放送が不可能になってしまい、レンタルも(続編は有るが)ほとんど見かけなくなった。
悪趣味大将、ジョン・ウォーターズも御推薦(らしい)の、海外でも有名な作品。
「ブッシュマン」て差別用語なのか? 続編は「コサインマン」になっていたからね。
そう言えば田代まさしの吹き替え版があったなぁ、現在では貴重だよね(笑)違った意味で。
ニカウさんにブルース・リーの亡霊が乗り移る(!)香港映画があったそうだが観た人いる?
と言う訳で、貴重なLDを発見、財布も省みず(笑)購入。
ジャケット裏面にブッシュマンのイラストと解説がある、ちょっとマズイので2,3再録してみよう(笑)
「心と同じ広いひたい」
「横広がりの鼻 バツグンの嗅覚」
「突き出した尻 食いだめ時の貯蔵庫 ラクダのコブの役目をする」
「長い足 獲物を追いかける迅速さ 100mを10秒台で走れる」
うわー、差別丸出し!今じゃ絶対書けんよ(笑) 


お名前: ooshima

   ↑に書いたブッシュマンの性能が事実で、もし人喰い人種だったら凄い事になった。
100m10秒で追いかけられたら絶対助からん、バツグンの嗅覚だし(笑)


「アステロイド」
ほんの数年前まで有った「隕石搾取映画」の一つ、
星が地球にぶつかる映画なんてどれも同じで、
「地球にぶつかるって!? どうしよう?」こればっかし(笑) 
大災害は見たいが、かといって人類が滅んでも困る、科学の英知が見たい訳で、
結局は何とか大部分の人が助かる、まあほとんどこんな内容だよね。
かといって、アルマゲドンの「ウイやんがド根性出して人類皆感謝」てのもヤダ、
そんな地球なら滅んだ方か良いです。
TVムービーの「アステロイド」もアルマゲドン並みに科学的ヘマが多いようで、
隕石は簡単に大都会に落ちてくるんですね、狙い撃ちした様にビルに当たるし。
ダムに直撃するなんて凄い確立だね、多分有り得ない確立(笑)
隕石を粉砕しようと使う手段は何とレーザー兵器!エド・ウッド並みの発想。
どんなデカイ天文台位ある兵器かと思ったら戦闘機に乗せちゃうんだよ、
飛行中の戦闘機よりも地上から狙った方が命中精度が高いんじゃないか?
こんな小型のレーザーで出力は大丈夫なのか?の心配をよそに、
F16とF14からチャチいレーザーがビビッと出るとあっさり撃墜。
あれウレシヤと騒いでいたら粉砕したはずの隕石の欠片が落ちてくる。
画面見てたら全然警戒していないんだよ、普通本当に安全が確認出来るまで警戒解かないだろう?
あっと言う間に大都会消滅、こりゃ人災だよ(笑)


お名前: ooshima
  
虫絡みで一つ、
「スターシップ・トゥルーパーズ」
言わずと知れたバーホーベン尊師の、全人類必見の大傑作である。
原作は読んだ事が無いんで、その点からの事は書けないが、
この悪意に満ちた内容を簡単に批判する連中の気持ちが判らん、
「人類はクソだ!!」それで良いじゃん(笑)
「大義名分が有れば戦争OK!」
の「プライベート・ライアン」よりずっと健全だと思うけどな。
(こっちはこっちで血みどろグチャグチャのオハマビーチが大好きだけどね)
この胸震える感動を如何表現したら良いだろうか?
兎に角「人が死ぬ描写をギャクで観たい」方は必見ですよ。


お名前: ooshima
  
他人のHPで日記を書いている自分をほったらかし?にしてくださっている、
偉大なる塾長のケツの穴の大きさに感謝します。
そのうち「いいかげんにしろ!!」と全部消されちゃうんだろうけど。
来訪者がいなくて、自分で続けていくなんて、自分の足食っているタコか俺は(笑)


戦争映画つながり、「戦場にかける橋2」
アカデミー賞に輝く古典の続編を製作するとは、丸紅も電通も大したタマ、
実は何回挑戦しても完走出来ず、冒頭20分位しか覚えていないんだが。
えー、捕虜収容所所長の仲代が結構話のわかるヤツで… 
後何だっけ?そうそう「ミスターカトウ」ことジョージ・タケイが憎々しい日本陸軍軍曹で、
何故か英語がベラベラ、勿論会話は素晴らしい低音の魅力。
聞き惚れていたら、突然声が宇宙戦艦ヤマトの「アナライザー」の声に変っちゃうンだよ、
ええー!と画面に集中すると、口は日本語に動いているのに声が吹き替えられている!(笑)
見所は、今は豚みたく太ったクリス・ペンが痩せている事。


お名前: ooshima
 
  非常に珍しいビデオを見ることが出来た、
「何が? メイキング・オブ・竹中直人」と言うオリジナルビデオで、
20年も前のモノ、よくぞ残っていたものだ、当時の竹中を知る第一級の資料。
映画「砂の器」をネタにしたコントがあって、
砂の器と言えば、ラスト1時間壮大なオーケストラ曲をバックに丹波が演説ぶっこく、
丹波信者なら避けては通れない大傑作。
この1時間の一番の泣き所が、丹波が犯人の父親に会いに行く所、
国立療養所に入所している父親(加藤嘉)だが、結核ではなくて「ライ病」で入所している。
丹波がやってくると、加藤嘉は「死神でも迎えに来たんか?」と怪訝な表情、
差し出された写真は現在の犯人のモノ、ジッと眺めていた加藤嘉だが、
遥か昔生き別れた息子の顔がオーバーラップしてくる。
忘れかけた過去を突然思い出され、泣き崩れる加藤嘉が痛々しい、
「息子さんですか?」と丹波に詰め寄られた加藤は、
「そっ、そんな人!知らねぇ!!」の名台詞を吐く(笑)
竹中さん、この部分をコントにしちゃったんだよ、
加藤嘉と丹波は竹中のダブルキャスト、やっぱ非常に上手い。
が、ライ病(今はライ病を言わないか?)患者をコントの中心にすえたのがマズかった、
患者は不当な差別と法律で艱難辛苦を味わった訳で、
ライ病抜きにしても、竹中のトリッキーな動きがまるで身体障害者。
今世に出したら「馬鹿にしてるのか!!」と抗議を受けるのは必至、
と言う訳で、永久に日の目を見ないビデオとなりました。


お名前: スズキ怪作   

何気にチェックしてます。
元ピープロの関係者が「社名の由来は、いつも金がなくてピーピー言ってたからなんだ」
と語っていた話を聞いた事があります。


お名前: ooshima

   へぇ、やっぱり貧乏だったんだねピープロ、
そう言えば、出演料不払いで俳優連中がピープロ社長を袋叩き寸前まで行った、
て話思い出したよ。
ゴリに出演していた大平透氏は、ピープロに関してはノーコメントで取材も無理らしい。


お名前: サンドラ・ジュリアン   

大平透は、昭和の時代の本にはコメントを寄せているので
その後に何か有ったんでしょうか?それとも、鬱積した物が出てきたんでしょうかね?

さて今回お邪魔しましたのは『日本沈没』のDVDが発売されるので・・・
ではなく、ooshimaさんを見込んで質問が有りましてな。
特撮邦画で合作作品の場合、ベネディクトプロとかラムフイルムとかの名前が出てきますが
本国では、どんなシャシンを作ってたんでしょうかね?
作ってた作品のランクで『フランケン対地底怪獣』や『ガンマ第3号』の
扱いが見えてくると思いますので、もし御存知なら教えてください。
あ、ショウブラザーズは分かるからイイです(笑)。


お名前: ooshima

   「日本沈没」DVD出るんですか、いいなぁ… 俺は買えんよ…
400円で買ったLDで我慢します(笑)

いや、大平透の話は実は出典を忘れてしまい確証が無い、単に思い違いかも、
でも確かに読んだんだけどな…
スペクトルマンのDVDボックスには、特典で俳優のインタビューがあって当然なはずだが、
告知のチラシ見ても一言も書いていない、やっぱり何かあったと勘ぐりたくなる(笑)

ランキンパスプロ(?)とか、ありましたねぇ、
東映が海外と合作した、千葉チャン主演、佐藤肇監督のSF映画もどっかのプロダクションでしたね。
ご質問のプロダクションですが、スイマセン、私も知りません(笑)
きっと3流会社なんでしょう、だってどんな本見ても載って無いからなァ。
アメリカじゃ、非メジャーの映画会社が掃いて捨てるほどあるし、
メナハム・ゴランやチャールズ・バンドの様に、
会社起こしちゃ潰し、また会社造ってと、山師イッパイいるから。
これは俺の想像ですが、
これらの会社は海外からのフィルムの買い付けがメインだったのではないでしょうか?
アメリカじゃ買い付けた映画の再編集は当たり前なんで、
チョッとの追加撮影位はしたとは思いますが、
配給のみで、単独での映画制作はしていないんじゃないかな?… 自信無い(笑)


ショウブラザーズはこちらが教えて頂きたい位ですよ、
ショウと言えば「北京原人の逆襲」ですね!


お名前: サンドラ・ジュリアン   

『日本沈没』が400円、それはそれで羨ましい。私のはベータにダビングした物ですから。

さて、答えていただき有難うございます。
なるほど、配給のみの会社なら他で名前を聞かないはずですね。納得できます。
しかし・・・こんなショボイ会社が、なぜキングコングの版権を使えるのだろう?

ショウブラザーズは香港の製作会社で歴史は古く昭和20年代から製作しています。
昭和30年にはooshimaさんも御存知『白夫人の妖恋』を東宝と合作しています。
一時はゴールデンハーベストと2大巨頭と呼ばれましたが
80年代に入ってから衰退して配給のみの会社に成りましたとさ。
現在の姿は、MAC全滅後のウルトラセブン並に不明です。

『北京原人の逆襲』はDVDに成った時、
ゴールデン洋画劇場版吹き替えで観たいですね、「オゥ!ペキンマーン。」って奴ね。


お名前: ooshima

   昭和20年代から会社があったなんて、日本の東映と同じ位の歴史ですね、
東映は映画会社として何とか生き残っているけど、ショウは衰退したんですか…
「白夫人の妖恋」は結構通の人でないと話題に出ませんよね、
東映動画長編一作目の白蛇が出てくる映画は観た事ありますが、ほぼ同じ話ですよね?

これもうる覚えで恐縮ですが、
オリジナルのキング・コングを製作したRKOが倒産した時、
キング・コングの版権も散逸してしまい、
「俺が正当な権利者だ!!」と言う連中が何人も出て来てしまったそうです。
おかげで、ディノ爺さんがリメイクしようとした時かなり揉め、
裁判にもなった、しかし苦労して出来上がったのは「セルロイドのゴミ」でしたが(苦笑)
だからドマイナーな映画会社が「権利持ってる!」と主張しても、そう不自然じゃないと思う。
日本でのキング・コング2作はアメリカではユニバーサル映画になっているから、
権利関係の交渉は必然的にユニバーサルとした事になるよね、
所がディノ爺さんのリメイクはパラマウント映画なんだよ、どうなっているんだか?


お名前: スズキ怪作   

女性ジャーナリストのジェニファー・トスによる著書「モグラびと」を読みました。
内容はニューヨークの地下下水道に住むホームレスに関するルポタージュ、しかも
彼らは「CHUD」と呼ばれている…あの映画、微妙に実話ベースだったんですねぇ。


お名前: ooshima
  
人喰い以外は実話だったんだ!
「悪魔の赤ちゃん」とか「放射能X」とか観ると、
あっちの下水ってでかくて住みやすそうだもんな。
日本の下水は液体人間しか住めないよ(笑)


お名前: ooshima
  
「ディープ・インパクト」
「アステロイド」まで観ているんだからこれも紹介しない訳には。
アルマゲの噂を聞きつけたスピルバーグが、
「マイケル・ベイが極限状態の人間ドラマやるって?御冗談を(笑)」
と、昔「ジョーズ」で世話になったザナックとブラウンに製作させ、
「重厚で静かな映画にしようぜ!」とでっち上げた(と思う)
妙に中途半端な大作で、特撮シーンは驚くほど少なく、
かつてのデザスター映画を期待するとケツ蹴られる。
泣かせの演出はベイより遥かに上手いと思うが、どうも湿っぽい。
諦めの感情が「復活の日」を観ているようでハリウッドらしくないね。
モーガン・フリーマンは拘束期間3日しかなかったんじゃないか?え?


お名前: ooshima
  
「ナイス・ガイ」
ジャッキーの本格海外路線の最初の映画だと思う。
あ、いや違うな、前作がジャッキー版007だったもんな。
例によって「例の内容」だが、サモ・ハン・キンポー監督がどうも評判悪いらしい。
俺が観たのは、ニューラインが買い取った再編集版だったので、
ドロ臭い部分を根こそぎカットしているらしく、
香港映画らしい唐突なカットの繋ぎは有るものの、それ程奇異には感じられないが?
一体何をして評判が悪かったのだろう?
サモ自演の「自転車に乗ってて殴られる男」が顰蹙買ったのか(笑)

麻薬取引の撮影テープが話を転がす、はずなンだが、例によって途中で忘れ去られる。
けど、このテープが大問題で、ラスト近くになってやっとデッキで再生されるが、
中身がカット割されてるんだよ!て言うか本編と同じ映像。
見ていたのは警察官だが全然突っこまない、お前ホントに警官か?
この創りこまれた映像を見て逮捕に行ったらマズイんじゃない(笑)


お名前: ooshima
  
「ヴァンパイア・最後の聖戦」
珍しく中古LDがあったんで、安いし買ってきた。
帯にはワイドスクリーンと書いてあるんで何の疑いもなく買った。
カーペンター版マカロニと聞いていたから、胸躍る気持ちでプレーヤーで再生した所…
何と画面がビスタサイズなんだよ!「そんな馬鹿な!?」ってもんである。
シネマスコープしか使わないカー君がビスタなんて中途半端な画面サイズ使うはず無い!
慌ててジャケットを確認すると、
「シネスコサイズをビスタサイズにトリミングしています」とある。
馬鹿かお前ら!! ちゃんとカー君に許可取ったのか?日本ヘラルド!
大体日本ビクターが金出した「ラルゴ」製作なのに、
何でヘラルド映画なんだよ!ビクターがソフト化していたら、
ちゃんとインターポジ起しの高品位なモノ出したはず。
ヘラルドはLD初期からインチキ商品ばかり出していたから、
うっかり信用した俺が馬鹿と言やそうなんだが、
しかし、映画の本質と全然違う所で怒っている俺はしょうもない。
怒りを押さえつつ鑑賞続行、
一仕事終わったジェームズ・ウッズご一行、
片田舎のモーテルで付き添いの神父の前で御乱交。
集まった淫売にケツの肉がはみ出たホットパンツを着た二人、
ああっ!たまんないッス(笑) 以上の理由で100点満点。


お名前: スズキ怪作   

私も「ヴァンパイア・最後の聖戦」評を。
ジェームズ・ウッズが下半身暴れん棒将軍ぶりを披露しなかったので10点減点。
ケリー・ヒロユキ・タガワが単に数合わせ的出番でしかなかったので10点減点。
仲間割れのシーンでは話そっちのけでプロレスするシーンがないので10点減点。
音楽がいつもの「ベンベン…ベンベン…」ってシンセ音じゃないので10点減点。
吸血鬼の設定(ビジュアル面)はツボに来たのでトータル75点かな、個人的には。
妙にダラけた展開はいつものカーペンター節で良かったと思います。


お名前: ooshima
  
ウッズの女好きの描写は無かったけど、
女をSEXの道具としか見ていないキャラクターだったので結構本質だと思った。
「ベンベン」はアラン・ハワーズと縁りを戻さない限り無理だろうなぁ…
今のカーペンターはストレートなロックスコアだけど、
かつてのあのチープなシンセこそカッコイイのに…


お名前: ooshima
  
参ったよ、
今、仕事無いからね、職安で「新聞配達」の募集有ったから面接行ったのよ、
…速攻で断られた。
面接行ってもことごとく断られ完全に手詰まり、俺に「死ねっ!」てのか?え?


「2010」
天才キューちゃんの続編、如何しても回答が欲しいお馬鹿な人の為にMGMがやってくれました。
監督も職人(最近じゃ信用無い)ピーター・ハイアムズだから、中身は約束されたようなもので、
難解さはからっきし無く、俺みたいな馬鹿には本当にありがたい内容ですよ。
しかしいくら馬鹿な俺でもフロイド博士が前作と別人が演じている事には騙されない、
前作には何処見てもロイ・シャイダーは出ていないもんね。
「2001」と言えば、モニターに写るワイヤーフレームのCG。
現在の物と寸法違わず正確に予言されていて、
「さすが予言者キューちゃん!」と言いたい所だが、
イメージが素晴らし過ぎるので、現実の方が模倣しただけとも言える。

さて、お遊びが無い作品だと思っていたが、あった。
ラスト近く、入院して昏睡状態のボーマン船長の母親が出てくる、
もう助からんのだな、と言う描写の後、看護婦が雑誌を読んでいるシーンになり、
「タイム」を読んでいて、表紙はアメリカ大統領とソビエト書記長が描かれている。
人物は眼鏡を掛けたハゲの白人と、ギョロ眼のヒゲもじゃ。
あれっ?何か見た顔… これって原作(?)のA・C・クラークとキューブリックじゃん!
今まで全然気が付かなかったなぁ、何で?
キューブリックのツラは絶対忘れられない、キョーレツな顔なのにね(笑)
この辺のシークエンスは「助からない母親にボーマンが死に化粧やりに来た」なんだろうが、
雑誌の表紙を無理無く見せる為わざわざコシラエタのか?
さてさて、遥々やって来たフロイド一行様、ディスカバリー号に入っても船が偽物と気が付かない。
「お前何言ってんだ?」、ごもっとも、でも理由有りますよ。
ディスカバリーのモニターは皆液晶画面の様な平らな表面でしょ?
光の反射も無くて、モニターとしては理想的な画面でした。
所が2010に出てくるモニターは如何見たって一昔前の「ブラウン管」で、
表面が曲面で構成されているあの画面なんだよ。
おっかしいなぁ〜技術が後退しているぞ、モノリスより謎だ。


お名前: スズキ怪作   

そう言えばキューブリック未亡人が「アポロ11号の月面映像は、実は主人が撮ったのよv」
と暴露したそうですね。映像でもって人をダマくらかすのが映画監督の商売という事なのね、
と今更ながら気付かされました。


お名前: ooshima
  
ハイアムズも「カプリコン1」で「アポロの月映像はウソ」と国家最高機密をばらしたから、
MIBに抹殺される代わりに、創る映画が皆ダメ映画にされる憂き目にあってますね。


「サイコ」
塾長多分読んでいないと思うから告白するけど、サイコのリメイク観ました。
ドン・キホーテ的暴挙、「サイテー映画ありがとう!この厚顔無恥っ!」と礼を言いたい。
オリジナルをソックリそのまま再構築した内容は、意外性なんて全く無く、
頭っから最後まで何も変らない(変な付け足しは多少有るけど)
キャスティングも失敗、オリジナルの探偵「アーボガスト」は、
マーチン・バルサムで経験豊富なタフなイメージだが、
リメイクのアーボガストは、ウィリアム・メイシーなんだ! 
メイシーの扱いはどの映画観ても変らんから、画面に出た瞬間この人の運命が判ってしまう(笑)
だから階段でノーマンに殺されても「あ〜あ、やっぱりね…」と予想通り、バカか(笑)
他の連中も、いかにも「ホワイト・トラッシュ」て感じで上品さが無い。
ただ、一つだけ礼を言いたいのが音楽のダニー・エルフマン大将。
実はオリジナル「サイコ」のサントラは発売されておらず、
以前のコレクター仕様のLDに、特典として音声トラックに収録されたのみ。
しかも音質がやたら悪く、これしかなかったのか?(この音源を利用した海賊版のCDはある)
巷に出回るCDはすべて再演奏の「スコア版」で本物じゃ無い(ハーマン自らの再録もあえて除外)
しかしだ、このリメイクで流れるサントラは正真正銘の本物!
正直ダニーの大将はこのリメイクには反対で、消極的だったが、
オリジナルを復活させるいい機会かも、と前面協力。
録音条件は全てオリジナルに忠実にし、ただダビングがステレオになっているだけの違いで、
一目瞭然、ファンとしちゃぁもう土下座するしかない完璧な仕上がり!
多分秒数まで一緒だと思うから、「オリジナルのサウンドトラックの修復に使えばよかったのに…」
と悔しがったのは俺だけじゃあるまい(苦笑)
と言う訳でリメイクのサントラだけはオススメする。
間違ってもコンピレーション版買うなよ!


お名前: ロザリンド   
岸田様、ここ注目ですよ〜!!(笑)

ooshima様、こんにちは。
そうなんですってね。
実は私がかなり昔、最初に買った『サイコ』のサントラ盤は
イタリア盤のLP(よりによってイタリア盤買わなくても)だったのですが
普通なら colonna sonora originale del film と表記されるはずなのに
「originale」が無いのです。
おかしいなと思ってサントラに詳しい方に訊いてみたところ、ooshima様と同じ答えが
帰って来まして、サントラにもいろいろあるんだと思った覚えがあります。
海賊版CDも存在だけは知ってましたが、そういう経緯だったのですね。


お名前: ooshima
 
  ロザリンドさんだ、え〜その、どうも(笑)
あの後オリジナル版DVDを再生しようとしたらプレーヤーに拒否された、
何回やってもダメ、バチが当たったか(笑)
仕事が決まらないのもバチだな… (洒落にならん)


「サイコ2」
塾長が「結構いけたのよ」と言っている位だから、話題にしてもいいでしょ?
一言で言えば「ベイツの悲劇」でしょうかね。
オリジナルのシャワーシーンが丸ごと再生され、ベイツの館が映るとタイトル。
前作はハーマンの悲鳴の様なスコアが問答無用に引きずり込むが、
「〜2」は作曲のJ・ゴールドスミスが「同じ事やっても仕方ない」と全く逆の、
だる〜いメランコリックなスコア。普通に悲劇の音楽を付けないJ・Gはさすがッス。
結局はベイツは元に戻っちゃうが、その直前の解決と言うか答えがビックリする。
「ベイツは実は○で本当の○が出て来るとそいつも○だった!」
(○の数は実際の文字数に対応してません)
スコップでナイスバッティング!軽やかに口笛を吹きながら得意の腹話術、
俺は最後まで犯人が判らなかったから「えー!この人が犯人?」とビックリしたよ。
まあ、アルジェントとかの映画でよくある「画面に一度も映っていないヤツが犯人」
て事は無いから安心してくれ(笑)






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