酔いどれ天使
Drunken Angel

1948年 東宝 98分

監督・脚本 黒澤明
出演 志村喬
    三船敏郎
    山本礼三郎
    木暮実千代
    中北千枝子
    千石規子




お名前:みなーみ


「酔いどれ天使」

さぁ出たこれは、誰がなんと言おうと僕の一番好きな映画である
侍、さむらい、サムライとうるさく言っては来たけど
僕が一番好きなのは、侍の登場しないこの作品。

どれが一番と聞かれた時はこの一本を迷わず選んでしまう、なんでかなぁ・・・

どういう内容の映画かと言う事を解説すると

「ダメ人間大集合」(笑)

戦後のスラムでのたくっている人間模様を、逆切れっぱなしの酔いどれ医者を
中心に描いていく、まぁソウ言う映画

一番まともに見える志村喬演じる医者も医療用アルコールを茶で薄めて昼間っから飲む
ダメ人間であると言う事を忘れてはいけない
配役の設定を見ると実に救いようの無い映画だ、ついで言えばまた三船演じるヤクザも
ラストに死ぬ、筋の方にも救いは無い

出てくる人間出てくる人間みんなダメ、でもどうしようもないシガラミの中、必死に、ただ生きてる
なんだか泣きながら笑うそんな感じの映画である。

この感じに一番近いのは賛否両論あるだろうけど西原りえこの「ぼくんち」だと僕は思っている
(映画未見です、あくまで漫画の方)

「どんな病気にだって一番の薬は理性なんだよ!!(逆切れ)」

最後に志村喬が結核との闘病を続けてきた女子高校生に言う台詞だがそうは行かないのだ
世の中は!本人が酒をやめられないダメ親父が言う台詞なのだから間違いない(笑)
大なり小なり誰だって誘惑に負ける、そしてなんとなく生きていく
「あぁこれじゃだめだ・・・」なんて思いながらでもそれが人間なんだよねと言うのが
僕はこの映画のメッセージの一つだと思う

でここで紹介した女子高校生は物語の頭と最後に顔を出す
この映画にはそぐわない、この登場人物はある意味、理想すなわち虚構である
30過ぎて観たこの作品はこんな風に観えた正直、昔はもっと違う見え方だったが・・・
でもなぜかそれが解っていても救いになっているなぜだ???

悲しいけれど、あきらめる必要は無いそんなことだろうか・・・・

40になった時、僕はこの映画を観てどう感じるのだろう、今からそれが楽しみだ

<お勧め度 5点満点中 3・5点 自分的には 6点>





お名前: ooshima

この映画は、最初医師役の志村喬が主人公のハズが、
三船の魅力に参った黒澤監督が前後不覚になって映画のバランス崩してしまった、らしい(笑)




お名前: みなーみ

確かにこの映画の三船はイイ、ダメ人間ですが
僕はでも志村喬の頭のオカシイ酔いどれ医者も好きですが
「一番マトモに見える」って書いたけど考えて見ればこのキャラが一番マトモじゃないですね
物投げすぎ(笑)






広告 [PR] 英会話  ドラマ 映画 激安 無料レンタルサーバー ブログ blog