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お名前: みなーみ 「夢」 話の流れ上やっぱり今度はこれでしょう、これを認めてしまえたら、あなたもダメな黒澤教徒です(笑) ただ僕は本当に、この作品好きなんです申し訳ない、小屋で見たら涙するシーンもあります それはでも僕が少年時代に見てきたイワユル原風景と言うやつが黒澤監督の夢に被って 来るせいだと思います、だからちょっと条件が特殊ですね 僕の住んでる三重県伊賀上野市は山の中の小さな盆地です、今でこそ田畑は区画整理され 長方形の合理的な所ばかり随分住宅地も増えましたが 僕の小学校低学年の頃は三角やら丸、そして段々畑ばかりの実に、のどかな田舎でした 年に一度行われる上野天神祭りは、祇園祭りの縮小版のようで小さいながらも山車が出ます そんな中、鬼の扮装をした大人がナマハゲよろしく、見物に来た小さい子供を泣かしに来るのですが・・・ 僕も泣かされたひとりでした、そんな思い出が重なって最初の「狐の嫁入り」「ひな祭り」 あたりは無条件にぐっと来ます それ以外のエピソードも、ビジュアルとしてなんだかんだ言って黒澤節でOKなわけですが 特にゴッホの絵に入るエピソードが村木芳朗のキチ○イ美術全開で好きですね ラストの「水車村」のエピソードは前述の祖父の死のイメージや87歳で死んだ祖母の通夜 の、わきあいあいとした風景が重なり非常に僕には納得出来る意味が感じられます そんな訳で「八月の狂想曲」も同様の理由で僕は好きです この映画、人の人生の抽象画と言うのが良いような気がします だから見直して本当にそう思いましたがooshimaさんの言ってた「大霊界」との相似は ある意味当たらずとも遠からじだと思います、どちらも最大のテーマは人の死で それをセンス良く大真面目にやるか、俗物的にエイヤーとやるかの違いのような気がします ところで、エピソードの4番目、日本軍の霊を回れ右して、あの世に送り返す話ですが 従軍していない黒澤監督の夢にしては不自然ですよね? これってもしかして演出補佐の本多猪四郎監督のみた夢なんではないでしょうか? <お勧め度 5点満点中 1点 自分と同じ条件の田舎者の方 3点> お名前: ooshima 本多監督の奥様によると、監督は年に何回かうなされる夢を見ていたそうで、 それは軍隊に関係した夢だったそうですよ。 核ミサイルの発射ボタンを押すとか、誰かを射殺しようと引き金を引く瞬間とか、 そんな夢だったそうです。 実際問題、軍隊の号令は経験者でなきゃ無理でしょう? 「2・26事件」に自分の意思と関係なく関わったのは本多監督には不幸でしたね。 監督でも徴兵された人は沢山いますが、本多監督の軍役の長さは異常です。 お名前: みなーみ >実際問題、軍隊の号令は経験者でなきゃ無理でしょう? 同意です、自分田舎者なもので地元の消防団にも入ってるんですが あの号令と言うやつは以外と経験者で無いと味が出ないような気がします あのエピソードに関しては本当に本多監督が演出していると思う 黒澤監督なりの相棒への敬意の表し方だったのでしょう この辺の確証はないですが、オソラク事実を書き記した関連著書もあるのではないでしょうか お名前: ooshima そうですね、でもあえて恨みがましい事を言えば、 黒澤監督がプロデュースして本多監督に映画撮らしてほしかった、 「現場に居るだけで幸せ」だった本多監督だが、ファンには恨みが残る(笑) しかし、誰を恨めばいいのか… でも、有り余る映画への情熱が有りながら、全く現場に係われず死んだ人も多いからね… 死ぬ直前まで映画人だった本多監督は幸運なんでしょう。 |

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