シャル・ウィ・ダンス?
Shall we Dance?

2004年 米 106分

監督 ピーター・チェルソム
原作 周防正行
出演 リチャード・ギア
    ジェニファー・ロペス
    スーザン・サランドン
    スタンリー・トゥッチ
    ボビー・カナヴェイル




お名前: みなーみ

「Shall we Dance?」(アメリカリメイク版)

「スオウ君、なんでこの二人は、これだけ盛りあがとっるのに交あわんのかね?」

ブルースウィルス風味の山城信吾アメリカ版みたいなプロデューサーは
日本版の試写を見終わった後、葉巻を吹かしながら、そう言った

らしいですよね、モチロンうろ覚え情報なんでカナリ創作ですけど
大筋はまぁこんな内容で間違ってないです

ここんところ、映画を小屋で見るってのをやってなかったもんで
バイトを適当に済ませて見に行きました最初の十分くらい観てないんですけど

「けっこう大味になってる」

って言う話でしたが結構素直に僕なんか観れました
なんで僕が名作のリメイクにコダワルのかも少し解った

結局、日本人的、キスもしない手もつながない嬉し恥ずかしみたいな寸止め美学
をセイイッパイ、アメリカ人なりに咀嚼して出来た佳作だと思います
それはそれなりに誠実な脚本になってた

前述の大味って部分ですが、リチャード・ギアの嫁役のスーザン・サランドン
をオリジナルよりもシッカリ描くシーンを増やした為に、細かい所が削られたせいで
そう言う印象になってます

リメイクを楽しむには逆にこの部分を面白がるべきでしょう
スーザン・サランドンが胸の谷間を見せる服で探偵と話してるシーンは結構ドキドキした
俺って熟女に弱いのかしらん(笑

オリジナルは、周防監督お得意の”ライト スポ根”だったわけですが
アメリカ版は「夫婦がお互いをどう大切にするか」と言う部分に焦点が合ってます
願わくば、オリジナルの竹中直人がやってた、トイレから出る時の歩き方が
ダンスのターンになってる所とか、主人公が秘密練習を、ひたむきにやる所とかは
外さないで欲しかったジェニファーロペスの人間を描く部分が

「アメリカ的咀嚼」

で若干削られるのは、結構納得出来るんですが「オシイ」と思ってしまう所ですね

落語の古典みたいな物で、監督、民族の違いで全然違う風味になる様
と言うのは面白いですね、まぁつまんねぇなぁなんて思わされる事も多いですが

このリメイクはレイトショー1200円の価値は、あると思いますよ

正し、あくまで佳作、どうせやるならトコトンアメリカ的に嫁を前面に出して
完全にスーザンサランドンの魅力がジェニファーロペスを食うところまで
咀嚼して欲しかったと思います結局どこにキューッと切なくなればいいのか?
と言う部分が不明瞭なんです、それが難点です

で周防監督なんですが、この人案外、次の時代の巨匠になる人なのかもしれませんね
重要な事に気づいたんです、確かにとか庵野監督とか押井監督とか三池監督
etc、etcと色々いますけど、単純に

「地に足のついた人間ドラマで素直に魅せる」

って言うのをこれだけサラリと出来てる人って若手と言える監督の中ではこの人だけ
ではないでしょうか?

関係ないですが、僕のかなり好きな監督の一人です、頑張ってほすぃーなぁ


<お奨め度 5点満点中 3.2点>







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