お名前:みなーみ

<番外>
「零戦黒雲一家」

大学の友人で「犬」ってあだ名の奴がいた、この男が航空機オタクだったのだが
「ライトスタッフ」を見てないと言う

みなーみ:どういうこと??面白いぜ観ない手はねぇだろ??チャックイェガーすげぇいいよ

犬:いや俺ああいう商売の臭いがプンプンの会社の作った大作映画ってのはあんま興味ないんだよねぇ

ま確かにそりゃ言える、大作映画にゃつきものの臭いだ
「トラ!〜」のお勧め度が4点でなく3.9点なのは、そういうのも理由の一つ面白い映画だとは思うけど
そんな臭いがプーンとする

「トラ!〜」の話は今ネタを喰ってる最中ですが、なんとなーく一本観たくて借りた
石原裕次郎の作品がタマタマ同映画の日本側の監督だった舛田利雄の作品でした
1962年に石原裕次郎を起用して青春海軍映画なわけだからこれも商売の臭いはプンプン
する作品ですがまぁ佳作と言って良いと思います、
松本零士の戦記物からウェットな部分を少し引いた見たいな作品です

南方の最前線にデブが存在したり、話の途中で慰安婦の別嬪さんが流れ着いたり、
零戦の光学照準気と言うミリタリーファンには萌えーなデティールがオミットされていたりと
細かい事を言えばキリがないですがゼンゼン素直に楽しめる娯楽作品です

カッコイイ石原裕次郎ってのがピンとこないと言う方には是非お勧め
役者としては、加山雄三なんかと違って整った顔立ちとかではありませんが若い頃の石原裕次郎
の体格は非常に見栄えのするもので絵になります不思議な役者さんだ、コレがスターって事なんだろうか?

舛田利雄が日活に必要な作品をキッチリ撮った作品

「トラ!〜」は極めてビジネス色の強い作品でもあると思うのですが会社側とケンカするのが
当たり前の黒澤にはある意味、依頼する時点で間違ってたとも言えるでしょう
同作品のDVD特典の監督R・フライシャーの解説の中のコメントにこんなのがあります

「超大作の監督を依頼されたからと言って特別な気持ちは感じない、ゆっくりと我慢強くベストをつくすのみだ」

プロの台詞ですよね、非常にドライな発言だとは思いますがあらゆる物が複雑に関係してくる
大作映画には、こういう感覚が必要なんでしょう、会社とうまくやるという意味では
苦労されてる分、舛田監督は適任だったと言えるのかもしれません

<お勧め度 5点満点中 3点 石原裕次郎を知らない人 3.5点>






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